【連載】Vol.002-2 サッカー香港代表・中村祐人という生き方
中村祐人がイングランド王者を相手に魅せた。
スコアこそ1-6だったものの、これは相手を考えれば仕方ない部分もある(もちろん中村祐人含めて傑志SCの選手や監督は忸怩たる思いだろうが)。そんな中、中村祐人がプレーで魅せた。4-2-3-1の左ボランチで先発出場したが、時に2列目まで上がっての攻撃参加、更にはアンカーの位置まで下がって攻撃の組み立ての起点になるなど持ち前のポリバレントな能力を発揮。前半のみの出場だったものの、随所で見せた素晴らしいプレーの数々。ひいき目なしでこの日一番いいプレーをしていたのは間違いなく中村祐人だった。その中でも特筆すべき3つのプレーについてここでは触れたい。この3つに関しては、イングランド王者相手にも十分通用することをピッチで証明していた。
続く